春の3ヶ月を発陳(はっちん)と言います。
冬の間隠れていたものすべてが、芽を出し活動的になり始める季節です。
また、陽気の多くなる時期でもあります。
そして、人間の体も陽気が多くなる時期です。
日の入りとともに寝て日の出と共に起きることが大切です。
少しずつ暖かくなってくるため、心身共のびのびと活動的な気持ちあるいは活動するのがいい季節です。
これが春の日に応じた方法で、この春の気に逆らって静かに沈んだ状態でいると病気になります。
利用者様の中に春の木の芽の時期になると神経痛は皮膚病になるという人がいます。
あるいは体がだるい、のぼせる、眠れないなどと言われる方もたくさんいます。
適切に運動して陽気を発動してやると治ってしまうことがあります。
もし春になって活動しないと病気が沈んだままですから、夏でも汗が少なく冷え性になります。
春から適度に運動する(身体を動かす)と良いと思われます。