症例 下肢のむくみ 94歳一人暮らしのYさん
症状および状態
左下肢のむくみと痛み、だるさを訴えておられました。
担当のケアマネージャー様からご紹介いただきご訪問させて頂いております。
施術・リハビリおよび改善について
週2回、鍼灸治療とマッサージを行わさせて頂いております。
腰や下腹部の冷え、膝の痛み、心肺機能の低下なども下肢のむくみの原因になっておられるようなので、局所だけでなく全体を診る治療を行っています。
自宅では自立歩行されていますが、少し不安があるため杖を使用されています。運動不足もむくみの原因になりますが、Yさんの場合、心肺機能の低下もあり日によっては膝が痛むこともありますので無理の無い程度に動いていただいています。
治療効果としては、心肺機能の低下もみられるためか一進一退ではありますが、スッとしたと毎回言っていただいております。
Yさんはあまり外で人と話したり活動するのが苦手な方なので、デイケアやデイサービス等よりも訪問治療が合っているようです。お一人で生活されておられますので、定期的に人の出入りがあることは生活リズムもでき良い刺激にもなると思います。
またYさんの場合、医療従事者にかかるのは月1回の内科受診のみですので、病態や安否の確認のためにも鍼灸師が週2回訪問するというのはメリットがあるのではと思います。変調があったときにはケアマネージャー様やご家族へ連絡させていただいております。
この他にも様々なご要望に対応することができますので、お電話・メール にてお気軽に一度ご相談下さいませ。