症例 股関節の痛みと下肢の痛だるさと冷えのMさん
症状および状態
Mさん 87歳女性。
股関節の人工関節置換術後、3年経つがなかなか痛みや鼠径部のひきつり感が取れない。
40代で子宮全摘されておられ腸の癒着があり、腸の動きと連動するようぬひきつるような痛みが出やすい。
癒着があると下腹部が冷えやすくなり、下肢への血流も悪いと考えられます。
治療内容
施術は下肢、下腹部の冷えを取ること。
股関節周囲の筋緊張緩和を目的として鍼灸治療およびマッサージを行っております
治療効果・改善について
施術スタートから約10ヶ月(週3回訪問)経ちますが、股関節の可動域は増加、股関節周りの筋緊張は軽減。
下肢の冷えや痛だるさについては、施術後は改善されますが、夜間などはあまり改善がみられません。
スッキリと効果は出せてはおりませんが、鍼灸治療を行なった後は呼吸が安定し、痛み軽減、排便があるなど良い反応も多いため週3回継続的に訪問させて頂いております。
痛み止めや睡眠薬などの服薬、点滴、注射などに精神的に依存されていましたが、訪問鍼灸を開始してからは少しずつ薬の量が減り、鍼灸治療への信頼度は増しておられます。
この他にも様々なご要望に対応することができますので、お電話・メール にてお気軽に一度ご相談下さいませ。