
こんにちは。暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はこむら返りについて考えてみましょう。
こむら返りとは、筋肉が自分の意志とは無関係に突然収縮し、激しい痛みを生じる状態のことで、
代表的なものは「足がつったあ~!!」というやつですね。
有痛性筋痙攣と言います。
ふくらはぎがつるのが大多数ですが、別にふくらはぎに限ったことだけでなく、
足の裏、指、ふともも、首、肩、背中…と体中すべての筋肉に当てはまります。
なぜ起こる?こむら返りの主な4つの原因
・原因1:脱水
・原因2:ミネラル不足
・原因3:筋肉疲労
・原因4:冷え
などが挙げられます。
前回の記事、熱中症とも共通する部分がありますね。
こむら返りが起きやすいのは、就寝中(夜中起きたとき)、朝、目覚めたときがかなり多いようです。
その原因として、寝ている間の発汗により、体の水分が失われ、同時にミネラル分も失ってしまうという理屈です。
また、暑い日が続いているため、多くの方は冷房を利用していると思われますが、その冷房による体の冷えも原因となります。
体が冷えると、筋肉が緊張して、血流を悪くし、イオンやエネルギー不足を起こしてしまいます。
体の冷えは正直いいこと一つもないと言っても過言ではありません。
今日からできる!こむら返りの効果的な5つの予防法
予防法1:十分な水分補給
水分不足を防ぐためにも、今だと熱中症対策にも、定時の水分補給をお勧めです。
例えば、麦茶などはミネラルも豊富なので、一石二鳥ですね。
コーヒーなどは利尿作用があります。多く飲まれると逆に水分を外に出しちゃいますので、ご注意を。
予防法2:バランスの良い食事
サプリメントもありますが、まずはバランスの良い食事からミネラルを補給しましょう。
主食(ごはん、パン、麵など)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(野菜、キノコ、海藻など)を主軸に汁物も加えるといいです。
毎食これらすべてをそろえなくても、一日単位、一週間単位で不足分を補いましょう。
カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラル、ビタミンEやビタミンB1といったビタミン類、クエン酸などが有用です。
予防法3:適度な運動
日常生活の中で、面倒くさがらず動きましょう。
徒歩を増やしたり、なるべく階段を利用するなどして、日常生活の中で筋肉を使うよう意識します。
日中の散歩も有用です。日光を浴びると体の中でビタミンDが生成されます。ビタミンDは体内でのカルシウム吸収のカギとなります。
ただし、熱中症には気を付けましょう。
予防法4:お風呂で体を温める
できればしっかり湯船に浸かるのがいいのですが、今は暑い時期ですので、半身浴や足湯などでもよさそうですね。
予防法5:しっかりした睡眠
そして、夜は十分な睡眠時間を確保しましょう。
こむら返りが起きた時の正しい対処法
では、実際につってしまった場合どう対処すればいいでしょうか?
代表的なふくらはぎのケースを見てみましょう。
ステップ1:まず、体の力を抜いて、ふくらはぎの筋肉の状態をゆるめます。
ステップ2:膝を伸ばして、足首を立てる。
ステップ3:足の指を手でつまんで、体の方へゆっくり引いて、ふくらはぎのストレッチをする。
ステップ4:収まってきたらマッサージをする。
このような手順が効果的です。
ステップ1:ですが、足がつって慌てて急に硬直した筋肉をのばすと、筋肉が断裂して肉離れを起こしてしまう可能性があります。
まずは落ち着きましょう!
こむら返りの予防・緩和に効く!おすすめのツボ3つ
こむら返りが起こった時や予防に役立つツボももちろんあります。
色々ありますが、その中から3つ紹介します。
1:承山(しょうざん)
アキレス腱を上になぞっていくと、ふくらはぎの筋肉の盛り上がりに指が当たる場所です。
その上にある承筋(承山と膝裏の横線の中央)もいいですね。
2:足三里(あしさんり)
前回の記事でも挙げた足三里。
膝のお皿の下から指4本分、脛の骨の外側にあるツボです。
胃腸や夏バテにも効きますが、ここでは脛の前面の筋肉に刺激を与えます。
3:太衝(たいしょう)
足の甲のツボの一つで、足の第一趾と第二趾の間、骨が交差するV字のくぼみにあるツボになります。
太衝は肝経という経絡の原穴と呼ばれるとても重要なツボであります。
肝は筋肉をつかさどるもので、また蔵血と言って血を貯蓄して体中に分配するものでもあります。
このようなツボを押したり、お灸などで温めたりするのも効果的です。
また、ツボだけでなく、周辺をさすったり、揉んだり、ゆすったりして筋肉を緩めましょう。
繰り返すつらい症状に。訪問鍼灸マッサージでの施術例
私の担当する方の中にも主訴をこむら返りの方がおられます。
鍼自体苦手な方ですので、毫鍼(ごうしん)ではなく鍉鍼(ていしん)やローラー鍼を使います。
毫鍼はいわゆる一般に知られる「刺す鍼」、鍉鍼(ていしん)は「刺さない鍼」。金属の棒状(鉛筆よりやや細い感じ)のもので、ツボ刺激をしたり、関係経絡や筋肉を撫でて皮膚からの接触刺激を入れます。なので、鍼が怖いという方も安心して受けてもらえます。
また、ツボ刺激だけでなく、ストレッチや運動療法も入れて、筋肉をほぐしていきます。併せて、上記の個人でできる予防法を生活の中に入れるよう勧めています。
利用者の方のリアクションとしては、こむら返りが起こる回数が減ってきて楽になったと喜ばれています。
最後に
単発のこむら返りなどはさほど問題ないでしょうが、昼夜問わず頻発したり、生活スタイルは変わらないのに頻度が増えたり、回復が遅くなったりする場合、何かしらの疾患が潜んでいる可能性があります。例えば、血管の病気だったり、糖尿病や肝硬変、腎疾患、下痢、嘔吐などなど。
気になる症状が自覚される場合、医療機関の受診も検討しましょう。
セルフケアだけでは改善しない、繰り返すこむら返りでお悩みの方は、ぜひ一度ウェルネス訪問鍼灸マッサージにご相談ください。国家資格を持つ専門家が、お一人おひとりの体の状態に合わせた最適な施術プランをご提案します。
では、熱中症にも気を付けて、元気に過ごしていきましょう。
