セラピーオフィス ラサルーテ 文献より

乾燥

老化の一番の原因は「潤いが無くなる」こと。
つまり水分量の低下です。
ご高齢になると水分を飲んでも吸収しにくくなるため、「今ある水分を維持させる」ことに意識を注がなけれぱなりません。

そのためには「身体から水分が蒸発することを予防する」ということが最も重要です。

身体からの水分蒸発を予防するためには空間を加湿することです。
空間の湿度が低いと肌や呼吸からの水分の蒸発量が増加します。
通常でも1日に約1リットルの水分が汗や蒸発で失われています。
空間を加湿することで余分な蒸発を予防することができます。

またインフルエンザウイルスなどは、加湿した環境ではその寿命が5分の1に短縮されると言われています。
カゼやインフルエンザの予防のためにも空間の加湿を心がけてください。

アンチエイジングの目的でサプリやコラーゲンを摂取される方がありますが、これは燃えて水分を浪費するので逆効果になることが多いでしょう。

老化の本態は潤いが無くなることなので、水分が蒸発しないように加湿した空間にいることが一番効果的なアンチエイジングの方法です。

就寝中の蒸発や発汗が多いので、特に寝室は乾燥しないように注意してください。


次回は、今回の続き <水分摂取> を掲載致しますので、お楽しみにお待ちください!