セラピーオフィス ラサルーテ 文献より

水分摂取

「1日に2リットルの水を飲みましょう」とよく言われますが本当に必要でしょうか?

誰一人同じ遺伝子は存在しないのですから、体質や身体の状態も同じ人間は存在しません。
それなのに誰もが同じ2リットルの水を飲む必要があるというのはナンセンスではないでしょうか。

東洋医学的にみて腎臓が弱い方やむくみやすい方、天気の変化で痛みを感じやすいという方には水分量を控えていただくようにアドバイスさせて頂いています。

天気の変化で痛みが出やすいという方は水分の代謝が悪いケースが多いので飲み過ぎないことが養生になります。

また血圧の高い方、特に拡張期血圧(下の血圧値)が高い場合は血管内の水分量過剰が考えられますので水分は摂り過ぎない方がよいでしょう。

水分を多量摂取して血管内の水分が増えると、ホースに大量の水を流すのと同様でその内圧は上昇してしまいます。

例えばこのような原因で血圧が上がっていても降圧剤を処方されてしまいます。
血圧が高いときに「水分を飲み過ぎていませんか?」と質問されるケースはほぼないと思います。
このような確認なく処方される降圧剤には疑問を感じざるをえません。

水を飲んで血圧を上げてしまう→降圧剤で血圧を下げる・・・とても矛盾があります。
まずは理に叶うことかどうかを確認していただくこと、依存ではなくご自身でも考え調べるという習慣を付けていただきたいと思います。


次回は、今回の続き <ご飯・お粥の効能> を掲載致しますので、お楽しみにお待ちください!