脳梗塞片麻痺 – 下肢つっぱり・尖足を緩和させるマッサージ
脳梗塞の後遺症で片麻痺になり、内反尖足による下肢のつっぱり感の症状を訴える方も多いです。
今回は、内反尖足により突っ張っている筋肉下腿三頭筋を中心とした、筋肉の負担を軽減するための方法をお伝えします。
※ パンフレットをページ下部に掲載しています。
訪問鍼灸マッサージに期待できること
○ 拘縮予防
上肢の拘縮も併行して予防します。
拘縮の予防として関節運動やストレッチなども行いますので、全身の血行の改善ができます。
○ 痙縮予防
痙縮とは筋肉が緊張しすぎて手足が動かしづらい・手足が勝手に動いてしまう状態のことです。
他動運動・マッサージでゆるめます。
○ 筋力アップ
動きの悪い足や手の動作を補うために筋肉をトレーニングします。
筋肉のトレーニングが必要な理由も説明いたします。
○ リハビリの追加
回復期・維持期に入ると、ご在宅の間はリハビリが不足することがあります。他との連携を取りながらリハビリも行います。
○ 筋疲労の回復
片麻痺があるため、動きに対しての体への負担が大きいです。
リハビリ・筋トレなども行うため、体の疲労は溜まりやすくなります。
筋肉をほぐし、疲労回復の鍼灸・マッサージを施します。
下肢つっぱり・尖足を緩和させるマッサージ法
○ 太もも表
大腿四頭筋をほぐします。うつぶせでは、大腿二頭筋もほぐします。
○ 足首・足底
足首の曲げ伸ばし・自動・他動運動で神経促通をします。
○ 股関節
「曲げる・伸ばす・回す」などにより様々な方向に動かします。
○ 膝関節・前脛骨筋
足首の背屈を担う前脛骨筋の指圧マッサージを行います。
初期の頃に熱心にリハビリをされていた方の中には、改善も落ち着き、施術を受けていない方も多くおられます。
通常の方でも手入れをしないと筋肉は硬く・血行も悪くなり、関節可動域も落ちていきます。時期が遅くても再び手入れをすることは非常に大切です。
お気軽にお問い合わせください。